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【オフィス環境を整える】オフィスの印象を変える床


オフィスの床といえば、グレー系統のタイルカーペットを想像する方が多いのではないでしょうか。

 

しかし、近年ではオフィスの印象を変える一つの手段として、さまざまな色や素材の床材を採用する企業が増えています。

 

床材はオフィスの全体の雰囲気や与える印象を左右するため、オフィスのデザインを検討する際には

重要なポイントになります。

 

今回は、オフィスの床材の種類と選び方についてご紹介します。

 

目次

1.オフィスの床を決めるポイント

2.オフィスで使われる主な床材の種類

3.機能性に優れた床材

4.まとめ

 

 

1.オフィスの床を決めるポイント

 

オフィスの床材を選ぶにあたって最初に考えたいのは、「自社のオフィスをどのように見せたいか、どんな雰囲気にしたいか」ということです。そのイメージにあった床材を選ぶことで、目指すオフィス空間をつくることができます。床を決める際のポイントは、大きく分けて3つあります。

 

■色

床の色は、オフィス全体の雰囲気や人の心理に影響を与えます。色の系統は大きく分けて暖色・寒色・中性色3つに分類され、それぞれ異なる印象や効果を持っています。

 

  • 暖色(赤、黄、オレンジなど)

暖色はエネルギッシュで明るい雰囲気を演出します。活発なコミュニケーションを促したいエリアや、創造性を求める空間に適しています。

 

  • 寒色(白、青など)

寒色は清潔感や爽やかな雰囲気を演出します。特に白は開放的を与え、オフィスを広く見せる効果があります。青は気持ちを落ち着かせるため、集中力を高めたいエリアに適しています。

 

  • 中性色(緑、茶、グレーなど)

暖色でも寒色でもない色で、穏やかで落ち着いた雰囲気を演出します。緑は自然を連想させ、リラックス効果があります。茶は安心感や高級感を、グレーは洗練された印象を与えます。

 

■素材

床の素材は、オフィスの快適性や機能性に影響を与えます。選ぶ素材によって、歩きやすさ、音の反響、メンテナンスのしやすさ、耐久性などが変わるため、オフィスの用途に合わせて適切な素材を選ぶことが重要です。

■デザイン

床のデザインは、オフィス全体の印象に大きな影響を与えます。シンプルな単色の床材は統一感をもたらし、洗練された雰囲気を作り出します。柄のある床材は、個性的でおしゃれな空間を演出し、オフィスのデザイン性を高めます。また、異なる床材やデザインを組み合わせることで、視覚的に空間を区切り、オフィス内のゾーニング(エリア分け)をすることができます。

 

 

2.オフィスで使われる主な床材の種類

 

オフィスの床には、さまざまな素材が使われています。ここでは、オフィスに適した床材とその特徴について解説します。

 

・タイルカーペット

タイルカーペットは、4050㎝四方の正方形にカットされたカーペットで、色や柄が豊富なオフィスの定番床材です。オフィス用のタイルカーペットの裏面は、一般的にポリ塩化ビニル(PVC)素材が使われており、専用のボンドで床に貼り付けます。制電機能付きのものが多く、パソコンやコピー機などのOA機器が多い場所に適しています。また、柔らかい素材で吸音性が高く、オフィス内の反響音を軽減します。

さらに、1枚ずつ簡単に剝がせるため、汚れたり傷んだ部分だけ手軽に張り替えることができます。

 

・ビニルタイプ(フロアタイル・フロアシート)

ビニルタイプは、ポリ塩化ビニル素材でできた床材で、タイル型の「フロアタイル」とロール状の「フロアシート」の2種類あります。フロアタイルは硬く、耐久性が高い特徴があり、傷がつきにくいです。フロアシートは繋ぎ目が少ないため防水性が高く、クッション性があり歩きやすいです。また、木目や石目調など、リアルに再現したデザインも豊富で、さまざまな雰囲気を作り出すことができます。

 

・天然素材(天然木・大理石)

天然素材は、自然の素材を使用した床材で、天然木や大理石が代表的です。木材は温かみがあり、ぬくもりを感じる空間を作ります。大理石は高級感があり、耐久性に優れ、長期間使用しても美しさを保ちます。天然素材は一点ものの風合いを持つため、上質な空間を演出するのに適していますが、コストが高くなることがあります。

 

 

3.機能性に優れた床材

 

床材は見た目だけでなく、機能性も重要です。掃除のしやすさやメンテナンス性など、使う場所に合った床材を選ぶことで、快適なオフィス環境をつくることができます。

 

コクヨ北海道販売のオフィスで実際に使用している機能性に優れた2種類の床材をご紹介します。

 

●ダストコントロールカーペット

土砂や水滴の持ち込みが懸念される場所に最適なカーペットです。ダストコントロールカーペットにはいくつかの種類があります。左の写真は階段の踊り場に設置されたカーペットで、土砂や水分を保持する機能があり、オフィス内に泥を持ち込むのを防ぎます。右の写真はエントランス前に設置されたカーペットで、タイルカーペットの隙間に「ダストポケット」を備えており、土砂やホコリをしっかり受け入れ、汚れの持ち込みを防ぎます。

 

●フロテックス

カーペットと、フロアタイルなどの硬質床材の両方の良さを兼ね備えた床材です。超高密度のパイル(毛足)により、汚れが奥まで入りにくく、硬質床材のように簡単に拭き取ってお手入れができます。また、短いカットパイルが密集しているので、根元の汚れも取り除きやすく、床にこぼれた飲食物も簡単に拭き取ることができます。

 

 

4.まとめ

 

オフィスのデザインやリニューアルを検討する際には、床の色や素材選びも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

 

各エリアに合った床材を選ぶことで、オフィスの印象を一新し、従業員の快適さを向上させる一つの要素になります。

 

オフィス空間の改善やオフィスづくりにまつわるさまざまなお悩みは、コクヨ北海道販売にご相談ください。

 

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